穏やかな生活

作家の岸本葉子さんの本が、相次いで出ました。
私は「シンプルで心地よい生活ノート」が写真入で気に入ったので買ってきました。

岸本葉子の暮らしとごはん―シンプルで心地よい生活ノート

岸本さんといえば、日常の徒然を、肩のこらないやさしい文で楽しいエッセーを
お書きになってる方ですね。

岸本さんの本を読んでいると、自分もエッセーが書けるのではと
不謹慎にも思ったものです。

でも実は、人に読んでもらう文章を簡単な言葉で書くのは、本当は大変難しい
ことがわかります。

次の本を読んだときはびっくりました。ご自分の病気になったときの
状況や心理状況、論理的な文章で冷静に書かれています。
もともとこういう文を書ける人だからこそやさしいエッセーも書けるのだと思いました。

がんから始まる

この本が、いつもの岸本さん得意のエッセーですね。

若くなくても、いいじゃない 40前後、まだ美人? (文春文庫)

ちなみに、次の本の付録「人生すごろく」が斬新な企画でまた泣けます。＾＾；

女は生きるひとのためならず―人生すごろく付き (講談社プラスアルファ文庫)