伏線?

ドラマや小説には、伏線と呼ばれるものが隠されていることが
あります。

語学の教科書でも、著者が意図的に伏線を仕掛けることは
あると思います。

たとえば、野間先生の教科書では、しばしば登場人物に
パクジュノとイジウンが登場します。

これは、発音の説明で、終声の初声化や口音の濃音化を説明するのに
この名前の発音を例に説明したりしています。

ちなみに、「至福の朝鮮語」という教科書に登場する、徳川という日本人は
なぜ日本人では珍しい徳川という苗字を登場人物に
採用したのか、その伏線は最後までなぞでしたけれど。

また野間先生の教科書は、単語の教科書に出る順序も綿密に構成されていて、
授業を聞いて初めて、その奥の深さがわかったりします。

ビバ韓で、ごみの分類の日を聞く会話が出てきます。

ビンは、ハンビョン、トゥビョンと数えるけれど、缶はハンケン、トゥケンとは
数えない、というのは知りませんでした。

2回目は、トゥボンチェだけど、1回目は
ハンボンチェではなくて、チョッボンチェというのだそうす。

でも101回目は、ペク チョッポンチェでなくて、ペクハンボンチェなんだそうです。

わかったつもりの数詞をここで復習させるという伏線だと思いました。。。

格調高く学ぶなら

至福の朝鮮語

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がお勧めですが、もっとソフトな解説がほしい場合は
NHKの4月からのテレビハングル講座の解説が易しいです。
それか、

CD付 ぷち韓国語

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ちなみに、著者がみずから自分の本に伏線を仕掛けた
といっているのが、

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)

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で、それを格調たかく難しくしたのが

英文解釈教室 改訂版

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出来る受験生がつかう英語の参考書です。。。