背伸び日記
ベートーベンの「6つの変奏曲」が終わって、先生と次の曲の
相談をした。
かねてから、ショパンの「幻想即興曲」を弾きたいと思っていたが、
前に習っていた先生から、却下が下りてから、しばらく遠ざかっていた。
「死ぬまでになんとか弾けるようになったらいいんですが」と、破門を覚悟に
恐る恐る先生に申し上げたところ、
意外なことに、弾いてみてもよろしい、という許可がおりた。
この曲は、右手が8つの音を弾くと同時に、左手は6つの音を
弾くので、タイミングの取り方が難しい。
この本にもあったのだが、超スロースピードで、拍をきっちりとって
正確に弾く練習をした。
モーツァルトの声を聞いた夜―Age30、ツェルニー30番、アメリカ音大の歩き方
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すると、悲しいことに、これがショパンの幻想即興曲か、というくらい
なんの曲を弾いているかわからなくなる。
あと5年ぐらいしないと弾けないかな、と思っていたら、
最近不思議なことに、右手の音と左手の音が合ってきた(ように聞こえてきた)
背伸びをしてみるものだ。
韓国語も。
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