강 건너 저편에
見てきました。
この作品を見る前、角川書店のパンフレットで、平田オリザさんの
エッセイを読んでいました。
そして、この劇の台詞を韓国語で練習する機会があり、
私は特別な思いいれで見たのでした。
まだ韓国語を習いたてのとき、新鮮な思いがよみがえってきました。
한국두 문제가 많아요.
日本も韓国も問題が多い、多い、という何気ない台詞があるのですが
その背景や脚本家の思いは複雑だったようです。
ストーリーは意外な展開になり、「会社も、63ビルディングも、国会議事堂も、記憶さえも
漢江の流れにとけていき、松1本がのこるのみ。」こんな台詞が出てきます。
パクパク(隙間のない、息のつまる状態のことを言うらしいです)の
毎日、どうやって目の前に流れる河を乗り越えて、人々は生きて
いくのでしょうか?
ハルモニが、私が日本語を学んだときは、日本語は面白くなかったよ。
という台詞が胸に痛かった。(昔は強制的に日本語を教えたんですね)
でも、流行のトロット「어머나」を金泰希さんとみんなが歌う
シーンが救いの場面でありました。
ソウルオリンピック前夜が舞台ですが、飛行機によるテロや
「オモナ」が出てくるので、時間が前後している感じです。
大変おすすめの劇ですが、東京公演は本日が千秋楽。
http://www3.zero.ad.jp/ryunakamura/comment/sonokawa.html
- 作者: 平田オリザ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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